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「天を衝く」高橋克彦

  

『炎立つ』『火怨』… 大河3部作の決定版
織田信長が天下布武(てんかふぶ)を掲げた頃、陸奥(みちのく)の南部家では内紛が続いていた。新たな時代を予見する九戸党の棟梁・政実(まさざね)は、ついに宗家を見切った。戦の天才「北の鬼」九戸政実が、武者揃いの一族郎党を束ねて東北の地を駆け巡る。著者が故郷を舞台に熱き思いを込めた歴史巨編「陸奥3部作」の最終章、待望の文庫化。(上巻)

陸奥武者の熱き魂 戦国の隠れた豪傑
南部家棟梁が二代続けて怪死する激乱の事態。「北の鬼」九戸政実(くのへまさざね)は、南に目を向けながらも、南部一族内の権謀術数が蠢く陸奥(みちのく)に縛られていた。織田信長が殺され、伊達政宗が台頭する。天下人となった豊臣秀吉は、20万の兵を率いて東へ進軍をはじめた。戦国時代の知られざる豪傑の波瀾の人生はいかに。(中巻)

天下人に喧嘩を売る男たちの最期の戦場
目前に迫る10万の豊臣秀吉軍。日本中がひれ伏した敵に、わずか5000の兵で九戸政実(くのへまさざね)は喧嘩を売った。策を尽くし、鍛えた武力で敵を翻弄する九戸党。誇りをかけた最期の戦いを待ち受けていたのは。『炎立つ』『火怨』からつづく、陸奥(みちのく)の男たちの熱き魂を描いた歴史巨編「3部作」が、万感の最終幕を迎える。(下巻)

124、125冊目
奥州藤原三代までは語られることの多い東北ですが、戦国時代についてかかれたものは意外に少ないと思います。
「炎立つ」で見事に藤原三代を書ききった高橋さんが本領発揮したこの大作もエンターテイメントとして、歴史小説として、わくわくしながら一気に読めました。
7点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

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