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「犬狼都市」澁澤龍彦



宝石凝視のなかでの、誇り高き犬狼貴族との婚姻を幻想的に描いた表題作ほか、ヘリオガバルス帝の物語を小説化した「陽物神譚」、彷徨える幽霊船の苦悩を警抜な着想で捉えた「マドンナの真珠」の3篇を収録―超硬度の明晰な文体で織りなす渋沢文学不朽の名作。

73冊目
本作はすでに手に入らないようですので、3篇がおさめられた全集をご紹介。
2篇目は少しだれ気味ですが、1篇目3篇目は大変幻想的なお話です。
久々に読んでやはり美しい物語だと思いました。
6点
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テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「広重殺人事件」高橋克彦



広重は幕府に暗殺された?若い浮世絵学者津田良平が“天童広重”発見をもとに立てた説は、ある画商を通して世に出た。だが津田は、愛妻冴子のあとを追って崖下に身を投げてしまう。彼の死に謎を感じた塔馬双太郎が、調べてたどりついた意外な哀しい真相とは?深い感動の中で浮世絵推理3部作ついに完結!

75冊目
3分作らしいですが、前2作は読んでいません。あまりのめりこめる作品ではなかったです。
6点

「失われた町」三崎亜記



ある日突然、大切な人が「消滅」したら?
30年に一度、突然一つの町の住民が跡形もなく「消滅」する世界。大切な人を失った人々の思いは?「消滅」との戦いの行方は? 驚異の新人・三崎亜記が贈る待望の最新長編、「町」シリーズ第2弾!!

74冊目
思わぬひろいものでした。
とてもおもしろく、美しいお話でした。まだ3作しか発表されていないようですが、楽しみな作家さんですね。
9点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「エンド・ゲーム 常野物語」恩田陸



「常野物語」の最新作、早くも登場!
「裏返さ」なければ「裏返される」??正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに!

72冊目
常野物語第3作目。エンドゲームと名づけられていますが、これで終わりかどうかは分かりません。
終わらせてしまうのはもったいないテーマですね。
7点

「蒲公英草紙 常野物語」恩田陸



舞台は20世紀初頭の東北の農村。旧家のお嬢様の話し相手を務める少女・峰子の視点から語られる、不思議な一族の運命。時を超えて人々はめぐり合い、約束は果たされる。切なさと懐かしさが交錯する感動長編。

71冊目
「光の帝国」に次ぐ「常野物語」の第2巻。ただし独立した読み物になっています。
とはいえ、物語の背景は「光の帝国」で語られていますので、当然そちらを読まれてからのほうがより楽しめます。
7点

「予知夢」東野圭吾



東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。

本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。

素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?

ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。

70冊目
東野さんの本格推理もの。わたしは正直苦手です。
トリックのための小説になってしまっている部分が大きいので、読み物として成立しにくいと感じています。
その典型のような作品だと思います。
5点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「最後の息子」吉田修一



新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲して、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記に残された映像とは…。第84回文学界新人賞を受賞した表題作の他に、長崎の高校水泳部員たちを爽やかに描いた「Water」、「破片」も収録。爽快感200%、とってもキュートな青春小説。

69冊目
表題作はゲイを取り上げた作品で、正直吉田氏の作品の中でも食傷気味の題材。
最後の「Water」のすがすがしさに救われる作品集です。
7点、ただし「Water」のみ9点。

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「天地人」火坂雅志

  

上杉謙信、直江兼続、真田幸村。激動の戦国乱世に、みずからの不利益を承知で背筋を伸ばし、男をつらぬいた「義」の武将たちがいた。その生き様を、上杉家の知謀の執政・直江兼続を中心に描く。

上杉家の家老でありながら豊臣秀吉を魅了し、徳川家康を畏怖させた傑物、直江兼続。謙信から受け継いだ「義」の心は、やがて仁愛の境地に達する…。その苦闘と栄光の生涯を十全に描く。

67、68冊目
再来年の大河ドラマの原作である直江兼続を主人公にした上杉家のお話。
現在の大河「風林火山」ともラップする部分も有り、とても楽しく読めました。さすが火坂さん
8点

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ジャンル : 本・雑誌

「秘密の花園」三浦しをん



幼い頃に受けた性的いたずらによるトラウマを抱える那由多、教師との不倫に悩む淑子、那由多にひそかな思いを寄せる翠。カトリック系女子高に通う17歳の3人の少女たちが織りなす心理&青春小説。

66冊目
それぞれのエピソード。物語には始まりと終わりはあるけど、3人の物語はこの物語の中では始まっても終わってもいません。
ぐじぐじと破裂しそうな踏ん切りの悪さを感じる終わり方ですが、これも青春でしょうね。
7点

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「地名の謎」今尾恵介



地名をじっくり見れば、古代から現代まで、そこで生活した人たちの顔や思惑が浮かんでくる。なにげなく知っている地名もこんなことを知ればもっと面白い。

65冊目
地図研究家として名高い著者が、今までの研究成果から地名に絞って書き上げたお話の数々。雑学本としても楽しく読めました。
6点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「千里眼 背徳のシンデレラ」松岡圭祐

  

美由紀の師であり、宿敵でもあった友里佐知子の娘、鬼芭阿諛子が能登の白紅神社の宮司を勤めているという。蒲生警部補らと能登に急行した美由紀は、恐るべき内容が綴られた友里の生涯を記録した日記を入手した。
大津波で日本列島が海に沈んだ耐震強度偽装疑惑の当事者・音無耕市は海上の小島で名誉挽回を企てる。だが事態は急変。臨床心理士の岬美由紀は驚愕の現場に直面。一方で、捜査一課の蒲生誠警部補によると、鬼芭阿諛子という名の人物が石川県の白紅神社で宮司を務めているという。蒲生らとともに白紅神社に急行した美由紀は、そこでかつての師であった鬼芭阿諛子の母・友里佐知子の日記を入手。日記には彼女の波瀾万丈の生涯が綴られていたメフィスト・コンサルティング、ダビデ、マリオン・ベロガニア、前頭葉摘出手術ノノ日記で初めて知る新事実。友里の教えを受け、知識や技能を受け継いだ鬼芭阿諛子が、白紅神社を隠れ蓑に、いま国家転覆のテロを実行する友里佐知子からつづく千里眼の系譜に決着をつけるべく、岬美由紀は恒星天球教との最後の戦いに向かう。

友里の日記に書かれた、驚愕の昭和裏面史。宿命の敵、友里佐知子からつづく千里眼の系譜に決着をつけるべく、戦う臨床心理士・岬美由紀は鬼芭阿諛子率いる恒星天球教との想像を絶する最期の戦場に立ち向かう。
大津波で日本列島が海に沈んだ耐震強度偽装疑惑の当事者・音無耕市は海上の小島で名誉挽回を企てる。だが事態は急変。臨床心理士の岬美由紀は驚愕の現場に直面。一方で、捜査一課の蒲生誠警部補によると、鬼芭阿諛子という名の人物が石川県の白紅神社で宮司を務めているという。蒲生らとともに白紅神社に急行した美由紀は、そこでかつての師であった鬼芭阿諛子の母・友里佐知子の日記を入手。日記には彼女の波瀾万丈の生涯が綴られていたメフィスト・コンサルティング、ダビデ、マリオン・ベロガニア、前頭葉摘出手術ノノ日記で初めて知る新事実。友里の教えを受け、知識や技能を受け継いだ鬼芭阿諛子が、白紅神社を隠れ蓑に、いま国家転覆のテロを実行する友里佐知子からつづく千里眼の系譜に決着をつけるべく、岬美由紀は恒星天球教との最後の戦いに向かう。

63、64冊目
第一期千里眼の最終章。次回作「the START」からは新しい人物設定で再出発した「千里眼シリーズ」。
その第一期の最後を飾るにふさわしい、まとめの作品となっています。
7点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「きんぴか」浅田次郎

  

阪口健太、通称ピスケン。敵対する組の親分を殺り13年刑務所で過ごす。大河原勲、通称軍曹。湾岸派兵に断固反対し、単身クーデターを起こした挙句、自殺未遂。広橋秀彦、通称ヒデさん。収賄事件の罪を被り、大物議員に捨てられた元政治家秘書。あまりに個性的で価値観もバラバラな3人が、何の因果か徒党を組んで彼らを欺いた巨悪に挑む!悪漢小説の金字塔。

ピスケンが恋をした。お相手は、「血まみれのマリア」こと阿部まりあ。泣く子も黙る救急救命センターの看護婦長で、今まさに息絶えんとする重体患者を救うこと数知れず、の奇跡を呼ぶ女だ。あまりに意外な組み合わせに、驚きのあまり絶句する軍曹とヒデさん。一途で不器用なピスケンは、マリアのもとに通いつめるが…。悪漢小説の金字塔、佳境の第2幕。

草壁明夫が殺された。広橋をスケープゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが…。訃報を耳にした広橋は凍りつき、草壁に伝え忘れたセリフを口にするために立ち上がる。一方ピスケンと軍曹は、ヤクザと悪徳政治家が自己弁護と保身に走るなか、正義の暴走を敢行する。三悪漢の破天荒な物語、ひとまず完結。

60~62冊目
3部作の第1作。水準的にはやはり第一作が一番面白いですね。ただ、3部作最後までだれずに読めたのはよかったです。
8点

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