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「蛇行する川のほとり」



あの夏の日、少女たちは川のほとりにある「船着場のある家」で合宿を始めた。夏の終わりの演劇祭に向けて、舞台背景の絵を仕上げるために。それは、楽しく充実した高校生活の最高の思い出になるはずだった。ひとりの美しい少年の言葉が、この世界のすべてを灰色に変えるまでは…。そして、運命の歯車は回り始めた。あの遠い夏の日と同じように―。運命の岸辺に佇む少女たちの物語。

183~185冊目
ぼくが呼んだのは3分冊になったものでしたが、それをまとめたものです。
まるで漫画のように風景が思い描かれる美しい作品でした。
8点
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「天使の涙」木根尚登



20XX年、衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。地球が、超大型の流星群に飲み込まれるというのだ。このままでは確実に人類は滅びる。人々は刹那的になり、犯罪が横行した。
地球の最後まで数時間に迫ったその時、世に生を受けた赤ん坊がいた。そして、この赤ん坊がある奇跡を起こした。
表題作のほか、スリルと風刺に満ちた、書き下ろし小説集。

182冊目
長編と間違えて買ってしまいました。
気軽に読める短編集です。
6点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「プリズンホテル」浅田次郎



極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ―。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家…不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる、笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ。

181冊目
4巻まで出た、「プリズンホテル」シリーズの一作目。
それぞれ完結しているので、まとめて読む必要はありません。
いつもの浅田節で一気に読ませる娯楽作です。
7点。

「時宗」高橋克彦

  

  

(1)国を守り抜いた男を描く渾身の歴史巨編
源頼朝亡き後、北条氏に権力が移り抗争が続く鎌倉。若き北条時頼は、病に臥した兄の執権・経時に、棟梁になれと告げられた。北条を継ぐ者に安寧はない。地獄の道だ――。内部闘争に血を流しても、国のあるべき姿を求めねばならぬ。
武家政治を築いた父子を描き、「国を守るとは」を問う巨編、ここにはじまる。

(2) 迫り来る蒙古。かつてない戦がはじまる。
磐石の執権政治を確立し、幕府の結束を固めた北条時頼。だが、巨大騎馬国家・蒙古の王クビライが、海を越えこの国を狙う。かつてない戦さがはじまろうとしていた。天変地異続く巷では、法華経を説く日蓮が民の熱狂を呼ぶ。父の志を受け、真に国をまとめる者となれ。少年・時宗は若き棟梁として歩みだした。

(3) 世界最強の蒙古軍をいかに迎え撃つか
幕府の重鎮・北条時頼が世を去り、不気味な長い尾を引く彗星が空を流れた。一族内の暗闘、将軍との対立。重なる試練が若き時宗を襲う。一方、海を越え届けられた1通の国書。すでに高麗を手中にしたクビライの狙いはこの国に定まった。いかに国をまとめ、大蒙古軍を迎え撃つか。あとのない戦いがはじまる。

(4) 蒙古軍襲来!圧倒的迫力で描く完結編!
ついに蒙古が来襲した。対馬沖に現れた3万数千人の大船団。国の命運を賭け、執権・時宗は父・時頼の遺した途方もない秘策に出た。兄・時輔らが率いる九州武士団を軸に、日本軍は蒙古軍と激闘を重ねていく。誰のため国を守るのか。国とはなにか。歴史の転換期を生きた男たちを圧倒的迫力で描く怒涛の完結編

177~180冊め
スケールの大きい作品。時宗が主人公になるのが3巻目という珍しい作品。史実と思われていることと異なるストーリーも多いが、小説として大変面白かったです。
7点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「ジョゼ・モウリーニョ」 ルイス・ローレンス/ジョゼ・モウリーニョ



監督歴たった4年でチャンピオンズリーグ優勝達成!成功の階段を駆け上がったこの男のブレイク・ストーリーは、どんな小説よりも面白い。
欧州フットボール界で最も話題の人。それは、どの選手でもない、監督「モウリーニョ」だ! 1963年生まれの若き指揮官は、その統率力でチェルシーに50年ぶりのリーグ優勝をもたらし、今年はプレミア&チャンピオンズリーグのダブル制覇が期待されている。本書は、前チームであるFCポルトで欧州頂点を極めて、チェルシーに移るまでの、ある意味、彼の監督キャリアの半生が詳細に描かれた公式本だ。傲慢・厳格ともとれる言動がメディアによく取りざたされるモウリーニョだが、その裏では繊細なアプローチでチームをまとめていく。そんな彼のスタイルには終始ブレがない。己を信じ、迷うことなく突き進む。選手(部下)の信頼も厚い。そこには、スポーツというカテゴリーを超えたマネージメント哲学がある。真の競争に身を置くすべての大人、必読の書である。
本人が唯一認めたモウリーニョ本、待望の日本語版刊行!!
モウリーニョは意識的に2つの顔を使い分けている計算高い戦略家だ。傲慢かつ厳格な性格の持ち主に見える彼の印象は、実は対外的な一面にすぎない。メディアや他クラブからの批判は、逆境に立ち向かう選手たちの意識付けとして想定されたものだろう。彼の本当の姿は、選手との対話を重んじ、最大級のモチベーションでピッチに送り出すところにある。ゲーム戦術と同時に、戦う意識を最大限引き出す。モウリーニョの成功は、モチベーターとしての二面性を兼ね備え、かつその理想を具現化した証だ。彼が現在の地位を築く様が詳細に描かれたこの本は、単なる雑誌の特集とは深さが違う。フットボールはもとより、あらゆるスポーツの関係者のみならず、一般のビジネスマンにも、必ずや心に響く紆余曲折のストーリーが展開されている。なるほど、華やかな成功の陰には、真の苦労があったのだ。指導者への道を本格的に歩き始めた私にとっても、これほどモチベーションが上がる本はない。元日本代表FW・横浜FCコーチ 高木琢也

176冊目
われらが横浜FCの高木監督が薦めているから、というわけではなく、単純にチェルシーとモウリーニョが好きでよんで見ました。
良くある、リーダー養成のような本でも、監督の自慢の本でもなく、モウリーニョが監督として育っていく家庭がよく分かる本でした。
7点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「シェエラザード」浅田次郎

  

金塊を積んだ沈没船が我々を夢へと誘う
昭和20年、嵐の台湾沖で、2300人の命と膨大な量の金塊を積んだまま沈んだ弥勒丸(みろくまる)。その引き揚げ話を持ち込まれた者たちが、次々と不審な死を遂げていく――。いったいこの船の本当の正体は何なのか。それを追求するために喪われた恋人たちの、過去を辿る冒険が始まった。日本人の尊厳を問う感動巨編。

日本人が抱く喪失感はこれだったのだ!
弥勒丸引き揚げ話をめぐって船の調査を開始した、かつての恋人たち。謎の老人は50余年の沈黙を破り、悲劇の真相を語り始めた。私たち日本人が戦後の平和と繁栄のうちに葬り去った真実が、次第に明るみに出る。美しく、物悲しい「シェエラザード」の調べとともに蘇る、戦後半世紀にわたる大叙事詩、最高潮へ。

174、175冊目
実際に起きた阿波丸事件を下敷きにし、昭和20年のシンガポール、阿波丸船上、そして現代の東京を舞台にドラマが動きます。
この人の小説は本当に面白い。

引き上げの瞬間まで読みたくなる小説でした。
9点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「ホメるが勝ち!」酒井順子



面白くって、役に立つ完全武装マニュアル
姑、上司、お局、ベッドの中……、こうしてホメればもう大丈夫!

悪い奴ほど、よくホメる!?ソリの合わない友達、使えない部下、気難しい取引先、うっとうしいお局、目障りなライバル、不味(まず)いレストラン、他人の家、エッチの下手な恋人……。臨機応変、適材適所、人類最高の凶器「ホメ」による人間関係潤滑法。絶対可笑(おか)しくて、きっと貴方の役に立つ、完全武装マニュアル!

173冊目
軽く読めるいつもながらの酒井さんのコラム集ですが、ちょうど父の葬儀の前後に読んだので余計に面白く感じました。
6点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「ザ・クロマニヨンズ」ザ・クロマニヨンズ

ハイロウズの10年の活動を休止させた甲本ヒロトと真島昌利の新しいバンド、ザ・クロマニヨンズの1stアルバムが10月25日に発表されました。



ヒロトとマーシーという固有名詞だけで、もう30代中盤の元バンド小僧は、ハアハアしてしまうわけですが、ブルー・ハーツ~ハイロウズとそれこそバンド誕生の時から今までの時間を共有してきた2人は遠くても近い兄貴のような存在なのです。
じっさいヒロトは良く井の頭線で見かけるわけだし…。

ボーカルのヒロトとギター、ボーカルのマーシー以外の小林勝(b、nil)、桐田勝治(ds、Gargoyle)はサポートメンバーです。
この夏、各地のロックフェスでバンド名以外はシークレットのままライブを敢行し、周囲をあっと驚かせましたが、ついにアルバムまで発売です。

アルバムは前編アップテンポなロック。これからおいおいマーシーらしいバラードやマーシーのボーカル曲も増えていくんだろうな、と思わせるのはブルハやハイロウズの最初の頃と同様。

それでは全曲解説です。

1.キラービー(マーシー)
ブンブンブンいうコーラスのリフがすでにマーシーらしいです。
2.エレキギター(マーシー)
さすがマーシーかっこいいぜと思わせる曲。
3.連結器よ永遠に(ヒロト)
僕はどちらかといえばマーシーの曲好きなのですが、この曲はかっこいい。アルバムでベストかも。
4.グレート(ヒロト)
スケールの大きい曲。フィールソーグレート無条件。大人にならない40歳オーバー全開です。
5.やわらかい(マーシー)
曲名とは裏腹にハードな曲です。
6.あさくらさんしょ(マーシー)
スピーディな名曲。マーシーらしく詞も良いです。
7.草原の輝き(マーシー
ロックです。
8.歩くチブ(ヒロト)
「歩く花」ではありません。歩くチブ。前進恥部。
9.くじらなわ(マーシー)
コミカルなoiパンク(笑)
10.夢のロッケンロール・ドリーム(ヒロト)
ミディアムでかっこいいです。
11.くま(ヒロト)
コミカルなヒロトっぽい曲
12.タリホー(ヒロト)
デビュー曲。みなさんおなじみのかっこいい曲。
13.まーまーま(マーシー)
ハードです。ウナギです。マーシーです。
14.土星にやさしく(ヒロト)
「人にやさしく」ではありません。ドセードセードセーワッショイです。これもまさにヒロト。

白井幹夫脱退以降のマンネリに陥ったハイロウズを振り払うような開き直った楽曲たちにこれからの2人のさらなる活躍を期待してしまいます。

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「NARKISSOS」サディスティックミカバンド

ボーカリストに木村カエラを迎え17年ぶりに再結成した、サディスティックミカバンド(英語表記は「Sadistic Mikaela Band」)のアルバムが10月25日に発表されました。



加藤和彦(g,vo)、小原礼(b)、高中正義(g)、高橋幸宏(ds,vo)というメンバーはそのままに、初代加藤ミカ、二代目桐島かれんに続く三代目ボーカルとして、sakusaku」で一躍スターダムにのし上がったカエラをフィーチャーしたドリームバンドの待ちに待ったアルバムです。

キリンラガービールのCMに使われiTunes Music Storeの配信ランキングで1位を獲得する大ヒットとなった名曲、「タイムマシンにおねがい」はもちろん、カエラ参加の曲、バンドのみの歌とバリエーションも豊かで、メンバー書き下ろしの10曲にボーナストラックに「タイムマシン…」を収録した全11曲。さらに「タイムマシン…」と「Big‐Bang、Bang(愛的相対性理論)」のPVを収録したDVD付きです。

はっきり言って今までのボーカリストの中では一番歌のうまいカエラを使いながらカエラがリードを取る曲が3曲というのはもったいないような気がしますが、加藤和彦や高橋幸宏のボーカルもなかなか味があって良かったです。
正直言って今までミカバンドは聴かず嫌いなところがあったので、こんなに良い曲を作るんだ、と驚かされた部分が大きいです。


さて全曲解説
1. 私はBig-Bang, Bang
元気のいいカエラボーカル作品です。PVも収められています。
2. Sadistic Twist
カエラボーカルのコミカルなツイストです。
3. in deep hurt
堺正章の名作「さらば恋人」を思わせるようなミディアムフォークで良い曲です。
4. Last Season
高橋幸宏ボーカルのメロウでアナログなYMOのような曲。
5. King fall
ブルージーな加藤和彦ボーカルの曲
6. Sockernos
こちらはアップテンポなインスト
7. Tumbleweed
加藤和彦&カエラのデュエットでしっとり歌い上げていてかっこいいです。
8. Jekyll
こちらもブルージーな加藤和彦ボーカルの曲。
9. Low Life and High Heels
加藤和彦のワイルドな曲、コーラスでカエラが歌ってます。
10. NARKISSOS
メロウなインストです。
11. タイムマシンにおねがい-2006 Version(Bonus track)
そして最後はおなじみの「タイムマシン」。


このアルバムだけで終わらせるのはもったいないメンツですので、今後もいろいろと展開していってほしいですね。

テーマ : 本日のCD・レコード
ジャンル : 音楽

「名もなき毒」宮部みゆき



どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

172冊目
「誰か」に次ぐ杉村シリーズの第二弾。
第一弾で人物設定がしっかりできていたので、第二弾にはすぐに入り込め、ぐいぐいと設定に引き込まれるように一気に読みました。

「誰か」よりも面白かったと思います。それはやはり「誰か」同様に2つの事件と事柄が、絡み合っていく様が、今回は3つの事柄が絡みついたことにより、より立体的になったからだと思います。
8点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「清算」森詠



南北和解の動きを嘲笑うように、亡命北政府要人の暗殺が相次いだ。北の守旧派が送り込んだ最強の刺客「サウラビ」とは?麻薬密売組織を追うハマの狼犬こと海道刑事は、公安から思わぬ圧力を受け、組織とサウラビの接点を知る。暗殺者の秘められた過去に迫る海道だが…。拉致疑惑、スパイ工作。不幸な歴史の陰の清算されざる闇に、真っ向から切り込んだ渾身作。

171冊目
さすが日本朝鮮戦争の作者だけあって、リアリティバッチリに、南北朝鮮と日本の事件を満遍なく切り取った作品。
人物の書き込みには不満が残るものの、エンターテイメントとして楽しめる作品でした。
6点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

芋焼酎が好きです

流行にのっていたようでイヤだったのですが、ここ3年ばかりずっと芋焼酎にはまっています。
といっても普段は白波黒だとか、黒霧島だとかのありふれたもの、時折宮崎に田舎のある同僚から赤霧島を送ってもらったりする程度。
時折、八王子にある蔵っしぃという焼酎ダイニングで新しい味を開拓したりもします。

このお店芋だけでも40種類はそろえてあるバリエーション、富乃宝山
、鉄幹、たなばた、黒伊佐錦、玉露黒、佐藤黒、といった人気銘柄から、伊佐美、魔王、村尾、百年の孤独といった幻の銘酒までそろえてあるのです。
私は、元々大衆的なお酒に法外な値段を出すのは真っ平なので、たいてい幻系はパス。

その店で今回私が気に入ったのがこの「松露(しょうろ)
アルコールの強い原始的な芋っぽい匂いの中でこの焼酎が際立っているのは、その香り。いわゆる芋臭以外にハーブっぽいさわやかな香りが漂うのです。それはなんというかそう、名前からの連想ではないですが松のような香り。バイソングラスを漬け込んだズブロッカやジンのような香りといえば酒飲みにはわかるでしょうか?

これを水4:焼酎6の比率で氷を山ほど入れてそれぞれをなじませながらゆっくりやるときの味は格別でした。

余り美味しかったので、楽天で注文してしまいました。
松露酒造 松露(しょうろ) 芋 1800ml 0427アップ祭り3
松露酒造 松露(しょうろ) 芋 1800ml 0427アップ祭り3

木曜の飲み会で知り、金曜日に注文、本日の午前中に到着です。
早速飲んでみましたが、やはり松の香りがして美味しい!
値段もかなりリーズナブルなのでしばらくはこの焼酎を頼むと思います。

テーマ : 美味しい焼酎
ジャンル : グルメ

自家焙煎にチャレンジする。

いつもコーヒーを買うときは、吉祥寺にある神戸珈琲のコーヒー豆挽き売り店・Coffee Historyで大体ブレンドをチョイスして買うのですが、今月はエメラルドマウンテンがお安くなっているということで、シングルビーンズとは思えない深い味わいで知られるこの豆を、私も買ってみました。

飲んでみた感想は、確かに旨い。酸味がしっかりあるのに、その酸味がいやらしい酸味ではなくしっかりとしたうまみやコクになっているところがすばらしい。
しかし、欲を言えばもう少し酸味が押さえられればな、と思うのですが、それはコーヒーヒストリーでは望むべくもない、ということで、ここしばらくやってみたいと思っていた自家焙煎で、コーヒーヒストリーよりも若干深入りでエメラルドマウンテンを飲むのを目標とすることとしました。

使ったロースターは、萬古焼の陶器を使用した手焼焙煎器「いるいる」。


いるいる
いるいる
価格 2,520円 (税込) 送料別 私は街で3,000円くらいで買いました。


これは、遠赤外線効果でガスコンロでも手軽に珈琲を焙煎することができるというもので、自家焙煎でお馴染みの網のハンドロースターや、カゴをくるくるとコンロの上で回転させるロースターと比べると、「チャフ」と呼ばれるコーヒー皮のカスが飛び散らないので、キッチンを汚さない。
そのため、家庭で焙煎するにはベストだといわれています。




さてさて、実際の焙煎ですが今回はちょっと手間をかけて見ました。

まず、生豆を用意します。今回はコーヒーヒストリーでエメラルドマウンテンを買って来ましたが、生豆専門店では1kg1000円以下という値段で購入できるのでそういうところを探してみるのもいいかもしれません。
namamame.jpg


それを、普段はそこまでやる必要はないと思うのですが、とぎます。とぐのはお米と一緒、お水に浸して汚れを洗い流します。ガシガシ洗う必要はありません。
研ぎ終わったらざるに上げて、水を切ったあとペーパータオルや新聞紙の上で2時間ほど乾かせば乾きます。
toidamame.jpg


といで乾かした豆を1分ほど空焚きした「いるいる」の中に入れて、強火のコンロにかけます。
iruiru.jpg


返しを使ったり、ゆるゆると円を書くようにまわしながら強火にかけていると、そのうちチャフと呼ばれるカスが出始めて、色が少しずつシナモンのような色に変わり始めます。
さらに5分ほどするとパチ・・パチ・・という音が聞こえてきます。「パチ」の音と「パチ」の音は0.5秒おきくらいでしょうか?これが一度目のはぜ。
ここまでは強火で行きます。そうでないと煙などの匂いが豆の中についてしまうそうです。

この時に取り出せば「シティーロースト」、いわゆるお店に出ているうち「ミディアムロースト」といわれるものですが、今回は深入りで楽しみたいために、火を中火にしてさらにいり続けます。
すると今度はパチパチパチパチという二度目のはぜが聞こえてきます。この音は連続音です。この音が出る瞬間に出すくらいなのが、「フルシティロースト」、いわゆる「深煎り」です。

今回はここを目指したのですが、豆をあけるざるを用意しているうちにはぜが進んでしまい、気がつくと、脂がうっすらと表面に浮く、「コンティネンタルロースト」まで行ってしまいました。スタバなどで売っているのはこの辺のローストが多いんです。
continental.jpg

急いでざるの中でうちわであおいでチャフの残りを吹き飛ばして冷まします。

このまま入れて飲んでみると、やはりちょっと苦味が勝っている感じです。そのため、2杯目はコーヒーヒストリーからローストで買ってきたエメラルドマウンテンと5:5でブレンドしてみました。ちょうどいいです。
ということでやはりフルシティローストがおいしそうだ、と。次回は引き上げるタイミングに気をつけて二度目にチャレンジしてみよう、と思っています。

テーマ : コーヒー
ジャンル : グルメ

「ロミオとロミオは永遠に」恩田陸

  

日本人だけが地球に居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。エリートへの道は唯一、「大東京学園」の卒業総代になることであった。しかし、苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがて最下級の「新宿」クラスと接触したアキラは、学園の驚くべき秘密を目にするが…。

「大東京学園」の存在意義に疑問を感じはじめたアキラは、何者かの計略により「新宿」クラスへと降格になってしまう。そこでは、リーダーのシマバラはじめ 13人の生徒たちが、学園からの脱走計画に命を燃やしていた。一方、肉親の死に絶望し、20世紀への思慕を募らせるシゲル。それぞれの想いが交錯するなか、学園最大のイベント「大東京オリンピック」の開催日にして、“脱走の特異日”である10月10日が迫っていた―。

170冊目
楽しい近未来青春小説でした。
7点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

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