スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「はじまりの時」つじあやの



つじあやのといえばこれまで
・鴨川河川敷ライブ時代
・デビュー~ブレークまで
・「風になる」ブレーク後
という時期に分けることが一般的だったと思います。
でも、彼女じしんは一貫して変わらない作風をマイペースで貫いて、変わってきたのは彼女ではなく、リスナーの層だったと思います。

ところが今作はつじあやのじしんが、というよりもつじあやのはどこまでいってもつじあやのなんですが、つじあやのの作り出す音楽世界が大きく転換し、まさに「第2期つじあやの」のスタートとなる作品だと思います。

これまでのつじあやのの音楽世界といえば、

「ぼく」と「きみ」の「ちょっとほろ苦くて温かいほんわかした恋」の世界。



今作はそれが、

「わたし」と「あなた」の「かなりきわどい大人の恋」の世界


も見られるようになっています。

彼女自身もインタビューで「今までは『わたし』で歌うのがてれくさい部分があったけれども、今は素直に『わたし』で歌える」との言葉もあったとおり、彼女じしんの心境の変化が大きいのでしょうが、ぼくなんかは、特に「Bathroom」なんて赤面してしまうくらいにストレートな「女性の」愛の歌になっています。

でもそのような変化を遂げたつじあやのはさらなるアーティストとしての成長を遂げてゆくのだとおもいます。そういう意味でも今作は「はじまり」だと思います。

サウンド面でも、伊賀航、徳澤青弦、坂和也といったツアーでおなじみの面々とアットホームな雰囲気の下作られたことがよく分かる伸びやかなモノになっていて、おすすめですよ。
スポンサーサイト

テーマ : 邦楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

「沈黙博物館」小川洋子



耳縮小手術専用メス、シロイワバイソンの毛皮、切り取られた乳首…「私が求めたのは、その肉体が間違いなく存在しておったという証拠を、最も生々しく、最も忠実に記憶する品なのだ」―老婆に雇われ村を訪れた若い博物館技師が死者たちの形見を盗み集める。形見たちが語る物語とは?村で頻発する殺人事件の犯人は?記憶の奥深くに語りかける忘れられない物語。

158冊目
シチュエーションに入り込めず、エピソードもそれほど魅力を感じませんでした。
5点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「ブラッドタイプ」松岡圭祐



157冊目
血液型性格ブームが加熱しすぎた近未来―とりわけB型人間に対する差別や偏見が広がっていく。ひとりの白血病患者の女性がつぶやいた。「骨髄移植をすれば血液型が変わり、B型になっちゃう。B型になるくらいなら、死んだほうがマシよ!」全世界で、日本にのみ広がる非科学的な迷信、血液型性格論。なぜ人は信じてしまうのか、なぜ当たっているように感じるのか。ないものをないと証明するのは極めて難しい。だが奇跡を起こさねば、彼女を救うことはできない―。

千里眼、催眠、青い瞳のニュアージュの主人公3人が一堂に会する小説。小説自体としての出来はとてもよく面白く読めましたが、松岡さんの血液型正確診断に対するヒステリックなまでの拒否反応は不思議に思いました。
7.5点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「紙魚家崩壊 九つの謎」北村薫



狂気にとらわれていくOLを描いた「溶けていく」、日常の謎を描く「おにぎり、ぎりぎり」、『メフィスト』連載の「新釈おとぎばなし」など、優美なたくらみにみちた「9つの謎」を収録したミステリ短編集。

156冊目
軽い短編や、言葉遊び、など北村薫さんの文章の美しさはあまり現れていない作品を集めています。あくまでも軽い作品だと思います。
5点。

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「妊娠カレンダー」小川洋子



出産を控えた姉に毒薬の染まったジャムを食べさせる妹…。妊娠をきっかけとした心理と生理のゆらぎを描く芥川賞受賞作「妊娠カレンダー」。謎に包まれた寂しい学生寮の物語「ジミトリイ」、小学校の給食室に魅せられた男の告白「夕暮れの給食室と雨のプール」。透きとおった悪夢のようにあざやかな三篇の小説。

155冊目
一言、難解でした。
素直に楽しめませんでした。
5点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「風の陣」高橋克彦

    

八世紀中頃の黄金発見に端を発する奥州動乱と、中央政界の血腥い権力抗争を描く大河ロマン。本篇は全三部構成の第一部であり、奈良朝を震撼させた「橘奈良麻呂の乱」を中心に描く。
蝦夷の若者・丸子嶋足は、黄金を土産に帰京する陸奥守・百済敬福の従者となり、平城京に上る。朝廷の野心から陸奥国を守るための上京であり、敬福の後押しもあって兵衛府に仕えることになった。やがて、八年の歳月が過ぎ、番長に出世していた嶋足のもとに、同じ蝦夷の若者・物部天鈴が現れる。天鈴は嶋足を衛士府の少尉・坂上苅田麻呂(田村麻呂の父)と引き合わせ、苅田麻呂に採り立てられるよう仕向けた。一方、中央政界は、橘諸兄の死後、その子・奈良麻呂と藤原仲麻呂との対立が激化。奈良麻呂派による仲麻呂打倒の策謀が進行する中、嶋足はそれを未然に防ぐべく、渦中に身を投じていくのであった……。
奥州動乱前夜の若き蝦夷たちの躍動と葛藤を、壮大なスケールで描く。

奈良の都を震撼させた橘奈良麻呂の乱の鎮圧から、3年半が過ぎた天平宝字四年(七六〇)秋――。ライバルを葬った藤原仲麻呂は、恵美押勝と名を変え、新帝を操って強大な権勢をふるっていた。朝廷で授刀衛の役職を得ていた蝦夷の若者・牡鹿嶋足と、同志の物部天鈴は、押勝の野望が陸奥に向けられることに危機感を募らせる。陸奥の平和を守るため、蝦夷たちの戦いが始まった!
押勝に対抗する勢力をいかに育てるか。大宰府の吉備真備を都に戻すことで政局を転回させようと目論む嶋足たちは、続いて怪僧・道鏡に接近。しかし、急速に孝謙太上天皇の寵愛を得ていく道鏡の存在が、物語を意外な方向に展開させていく。
『炎立つ』『火怨』に続く著者渾身の大河長編である『風の陣』は、すでに第一弾[立志篇]が文庫化され、今回は第二弾の文庫化。04年12月中旬には第三弾[天命篇]が単行本として刊行される。壮大な歴史ロマンの相貌が、いよいよ明らかになる!

『炎立つ』『火怨』に続く著者懇親の歴史巨編『風の陣』の「立志篇」「大望篇」に続く第3巻目。
恵美押勝(藤原仲麻呂)が討伐されてから一年近くが過ぎた。時は天平神護元年(七六五)。新たなる権力者・弓削道鏡の専横に危機感を募らせた嶋足と天鈴は、「打倒道鏡」の決意を新たにする。嶋足にとって道鏡は、愛する益女を罠に嵌め、命を奪った憎き男でもあるのだ。
しかし彼らの思いとは裏腹に、道鏡と孝謙女帝の蜜月関係は続き、道鏡の権勢は揺ぎないものになっていった。宝の山である陸奥に道鏡の魔の手が伸びる――嶋足らは、道鏡の息の根を止める策を講ずべく立ち上がった。そんな折、耳を疑う託宣が…。
平城の都、そして陸奥を舞台に、動乱の兆しを感じ取った蝦夷たちの戦いが幕を開ける。しかし陸奥の蝦夷たちは一枚岩とはいかない。まとめ役は伊治鮮麻呂のみだが、鮮麻呂はまだ若かった。愛する陸奥を守るため、嶋足と天鈴はどんな策に出るのか…。

152~154冊目
3部構成とのことですが、このままでは終わらない雰囲気を残して天命編が終わっています。
最後の最後天命編では悲しい結末も待っていますが、まだまだ話は続く模様で、このまま「火怨」のエピソードにも続いていくのかな、と思わせます。
7点。

「Simpatico」The Charlatans UK


ワンダーランドでソウルに歩み寄り、新境地を開くなどちょっとした動きは合ったものの、正直96年のオルガンのロブ・コリンズの死以降すっかりおとなしくなっちゃったな、という印象が強かったシャーラタンズUK。
しかしこのアルバムは、ロブ最後の作品95年の「The Charlatans」や92年の「Between 10th And 11th」のころのような緊張感のあるサウンドに変化しています。

1曲目のピアノリフを聴いたとたんにゾクっときました。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

「Revenge of the King」Kula Shaker



ネット配信でしか入手できなかったアルバムが日本のみCDで発売。
たしかにクーラにとってUKに次ぐマーケットである日本ですから、この特別扱いでしょうが、はっきりうれしいです。
どっしりと重い表題曲、いかにもクーラなオルガン(しかもこのオルガンジェイに代わる新メンバーのハリー・ブロードベントによるもの)が印象的な2曲目、これまでも披露されてきた美しいコーラスワークの3曲目が印象的。
おまけに名曲「ゴヴィンダ」のライブバージョン付きです。

はやくフルアルバムが聴きたいですね。

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

「薬指の標本」小川洋子



楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡…。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは…。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。

151冊目
すごい本です。とにかくすばらしい本です。短い中編2編が収められた本なのですが、2編ともすばらしいお話しで、何度も読み返しました。
読み返すたびに新たな思いが心に流れ込んでくるようなそんなすばらしい作品でした。図書館の本なのが悔やまれますが、きっと今日にでも買ってしまうでしょう。
10点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「Empire」KASABIAN

KASABIANの2ndアルバムを購入しました。
ダークかつポップでストレートなロックもエレクトラなダンスミュージックもこなせてしまうみごとな境地で注目されてバカ売れした1st「カサビアン」からは「クラブ・フット」、「L.S.F.EP」、「プロセスド・ビーツ」というスマッシュヒットを産み、2004年最高のブライテスト・ホープとなったカサビアン。


この2年ぶりの2ndアルバムでは、ポップな面とダークな面を存分に見せてくれます。
リードシングルとなる#1「エンパイア」ではストリングとの絡みを見せ、2ndシングルとなる#2「シュート・ザ・ランナー」ではブラスとの絡みとグラムっぽさが全開。
僕の一番のお気に入り#3「ラスト・トリップ(イン・フライト)」、結構オアシスっぽい((実際ノエルはkasabianのこと「こいつらは俺らとやってもびびらねぇ」ってお気に入りの様子))#5「サン・ライズ・ライツ・フライズ」、ちょっとエレクトロな#6「 アポニア」をはさんでアルバムはダークサイドへ。
「クラブ・フット」路線の#7「バイ・マイ・サンド」、#8「スタントマン」、エレクトロな#9「シーク・アンド・デストロイ」、バラード#10「 ブリティッシュ・リージョン」、ダルな#11「ザ・ドーバーマン」と続き最後が日本のみボーナスの#12「 スタントマン(ライヴ)」。

2作目のジンクスも関係なしのハイクオリティなアルバムでした。早速携帯のメモリに全曲転送して毎日聴いています。
それにしても、気がついたら魅力的な作品が続々とリリースされ、もしくは予定されていまして、きのうはamazonからからかなり注文しました。
日本以外ではi-Tunesでしか提供されないクーラ・シェイカーの日本のみのミニアルバム「リヴェンジ・オヴ・ザ・キング」、シャーラタンズの「シンパーティコ」とプライマル・スクリームのニューアルバム「Riot City Blues」を注文。プライマル・スクリームはちょっと聴いたら、「バニシング・ポイント」の頃に戻ったような、ストレートなロック!エレクトロニカなプライマル・スクリームも良いけどこちらも楽しみです。

さらに9/28につじあやの初の「わたし」ミニアルバム「はじまりの時」とEvanescenceの2年ぶりのアルバム(オリジナルアルバムとしては2003年のデビューアルバム以来3年ぶり。ソングライターだったギターのベン・ムーディ脱退後は初)「ザ・オープン・ドア(初回生産限定盤)(DVD付)」を注文しています。

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

「単騎、千里を走る」白川道



男鹿半島で暮らす漁師の高田剛一は、息子・健一との間に、長年の確執によって生じた親子のわだかまりを抱えていた。その健一がガンに冒されたことを知った高田は、民俗学者である健一の代わりに、仮面劇「単騎、千里を走る。」をビデオに収めるため、中国の奥地・雲南省麗江を訪れる。その旅は彼にとって、親子の埋めることのできない心の溝を埋めるための旅でもあった。言葉のわからない地で次々と降りかかる難題。だが彼の一途な想いが、周囲の人々の心を動かしていく。そして高田自身も、多くの素朴な心情に触れ、人が生来持っている優しさや、自分が過去に見失ってしまった家族の意味を、少しずつ取り戻していく…。

150冊目
amazonのリンクにあるヅォウ ジンジーというのがなぞですが、チャン・イーモウの映画を白川道がノベライズした作品のようです。
薄い作品なので一晩で一気に読めると思います。そこそこ面白いです。
6点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

liefeng

Author:liefeng
日々の徒然
twitterでつぶやいたことをまとめています。

杉浦さやかの本
私の妹・杉浦さやかの著作たちです。



えほんとさんぽ―さがしに行こう!絵本・雑貨・カフェ

スクラップ帖のつくりかた
はじめてのハワイ
おしゃべり12ヵ月
東京ホリデイ
上海を歩こう
マーマリング・トーク
旅のおみやげ図鑑
旅のおみやげ図鑑(文庫)
わたしの日曜日
わたしの日曜日(文庫)
ベトナムで見つけた
お散歩ブック
お散歩ブック(文庫)
絵てがみブック
絵てがみブック(文庫)

オススメの本


いきつけの珈琲屋さんであり友人でもある「三月珈琲工房」の甲斐さんの著作です。


三ツ沢球技場のビールの売り子さんが本を出しました。

オススメのCD



オススメの楽譜

カレンダー
08 | 2006/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア
リンク
オススメの人
夫婦揃って大ファンです

ブログ内検索
RSSフィード
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。