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「シュガータイム」小川洋子



三週間ほど前から、わたしは奇妙な日記をつけ始めた―。春の訪れとともにはじまり、秋の淡い陽射しのなかで終わった、わたしたちのシュガータイム。青春最後の日々を流れる透明な時間を描く、芥川賞作家の初めての長篇小説。

130冊目
小川さんの長編デビュー作。91年の作品です。

川上弘美さんにせよ小川洋子さんにせよ、言葉を大切にする本を書く女性が描きたがるのは、「ちょっとはずれた人たち」でしょうか。
博士、センセイ、ニシノユキヒコ、中野商店の人たち。
今作では主な登場人物のうち、主人公を含めて3人までもが
「ちょっとはずれた人」として描かれています。

そのキャラをどんどん昇華させていけば、とても面白い本になったと思うのですが、さすがに15年前の小川さんに「博士…」とおなじ水準を期待するのは酷というものでしょう。
あ、話としては面白いです。
6点
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テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「こんな世界に誰がした」爆笑問題



たとえ爆笑問題が解散してもこれだけは続けていく、と太田光が言った日本原論最新刊。戦争という状況下で我々はいつまで笑えるのか。悲壮な世界を鋭い笑いで暴く!

129冊目
今でもサイゾーで連載されているちょっと前の「日本原論」。
ニュースとしては古くなっても、笑える話が満載です。
6点

「ピリオド」乃南アサ



離婚して一人暮らしを続けるフリーカメラマン宇津木葉子のもとに、大学受験を迎えた甥の彰彦とその妹理菜がころがりこんできた。そんな時、不倫相手である杉浦の妻が殺されて…。日常に倦んだ心のカタルシスになる静かな物語。

128冊目
家族を望んで得ることが出来なかった主人公が兄家族と関係を築いていく中で、愛人との関係などにも変化が生じていくさまがリアルでした。
乃南さんの家族モノは怖い話が多いのですが、これはそれほどでもありません。
6.5点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「秋の花」北村薫



幼なじみの真理子と利恵を待ち受けていた苛酷な運命――それは文化祭準備中の事故と処理された一女子高生の墜落死だった。真理子は召され、心友を喪った利恵は抜け殻と化したように憔悴していく。ふたりの先輩である〈私〉は、事件の核心に迫ろうとするが……。生と死を見つめ、春桜亭円紫師匠の誘掖を得て、〈私〉はまた一歩成長する。

127冊目
図書館でぺらぺらとめくって、実は読んでいないことに気がついた、「円紫師匠とわたし」シリーズ5部作の3作目です。そして(たしか)、円紫さんとわたしのホームズとワトソンのような関係性からたわいないなぞが明かされていく連作形式を取っていうるこのシリーズの中で唯一の長編だと思います。
円紫さんの登場シーンも少なく、これまでのおなじみのメンバーよりも2人の後輩女子高生の関係にクローズアップされていて、シリーズの中ではかなり毛色が違う作品です。
しかし、やはり北村薫さんの文章はすばらしい。そしてストーリーも。
7点

テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

「不祥事」池井戸潤



事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導。若くしてその大役に抜擢された花咲舞は、銀行内部の不正を見て見ぬふりなどできないタイプ。独特の慣習と歪んだ企業倫理に支配されたメガバンクを「浄化」すべく、舞は今日も悪辣な支店長を、自己保身しか考えぬダメ行員を、叱り飛ばす! 張り飛ばす! 痛快! 新しい銀行ミステリーの誕生!

126冊目
「銀行仕置人」などと同じ銀行内の悪に立ち向かう勧善懲悪もの。時代劇のようですが、あまり考えずに楽しく読めます。
6.5点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「天を衝く」高橋克彦

  

『炎立つ』『火怨』… 大河3部作の決定版
織田信長が天下布武(てんかふぶ)を掲げた頃、陸奥(みちのく)の南部家では内紛が続いていた。新たな時代を予見する九戸党の棟梁・政実(まさざね)は、ついに宗家を見切った。戦の天才「北の鬼」九戸政実が、武者揃いの一族郎党を束ねて東北の地を駆け巡る。著者が故郷を舞台に熱き思いを込めた歴史巨編「陸奥3部作」の最終章、待望の文庫化。(上巻)

陸奥武者の熱き魂 戦国の隠れた豪傑
南部家棟梁が二代続けて怪死する激乱の事態。「北の鬼」九戸政実(くのへまさざね)は、南に目を向けながらも、南部一族内の権謀術数が蠢く陸奥(みちのく)に縛られていた。織田信長が殺され、伊達政宗が台頭する。天下人となった豊臣秀吉は、20万の兵を率いて東へ進軍をはじめた。戦国時代の知られざる豪傑の波瀾の人生はいかに。(中巻)

天下人に喧嘩を売る男たちの最期の戦場
目前に迫る10万の豊臣秀吉軍。日本中がひれ伏した敵に、わずか5000の兵で九戸政実(くのへまさざね)は喧嘩を売った。策を尽くし、鍛えた武力で敵を翻弄する九戸党。誇りをかけた最期の戦いを待ち受けていたのは。『炎立つ』『火怨』からつづく、陸奥(みちのく)の男たちの熱き魂を描いた歴史巨編「3部作」が、万感の最終幕を迎える。(下巻)

124、125冊目
奥州藤原三代までは語られることの多い東北ですが、戦国時代についてかかれたものは意外に少ないと思います。
「炎立つ」で見事に藤原三代を書ききった高橋さんが本領発揮したこの大作もエンターテイメントとして、歴史小説として、わくわくしながら一気に読めました。
7点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「ニシノユキヒコの恋と冒険」川上弘美



ニシノ君とのキスは、さみしかった。今まで知ったどんなさみしい瞬間よりも。女には一も二もなく優しい。姿よしセックスよし。女に関して懲りることを知らない。だけど最後には必ず去られてしまう…とめどないこの世に、真実の愛を探してさまよった、男一匹ニシノユキヒコの恋とかなしみの道行きを、交情あった十人の女が思い語る。はてしなくしょうもないニシノの生きようが、切なく胸にせまる、著者初の連作集。

123冊目
ニシノユキヒコを愛した9人と愛さなかった最後の1人。
ニシノユキヒコが愛を求めながら生きた一生を10人の女性に投影して描いた作品だと思います。

宇宙の向こうの虚無、自分以外にそんな物へ思いを巡らした物を見たことがなかったので、この作品はとても面白く、共感して読めました。

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「ひとがた流し」北村薫



122冊目
アナウンサーの千波、作家の牧子、元編集者で写真家の妻となった美々は、高校からの幼なじみ。牧子と美々は離婚を経験、それぞれ一人娘を持つ身だ。一方、千波は朝のニュース番組のメインキャスターに抜擢された矢先、不治の病を宣告される。それを契機に、三人それぞれの思いや願い、そして、ささやかな記憶の断片が想い起こされてゆく。「涙」なしには読み終えることのできない北村薫の代表作。

美しい言葉でつづられた、美しく、そして切ない物語。
涙なしでは読めませんでした。
このひとの本は本当にすばらしいです。
またしばらく読めないと思うと残念です。
9点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「虚貌」雫井脩介

  

二十一年前の一家四人放火殺傷事件の加害者たちが、何者かに次々と惨殺された。癌に侵されゆく老刑事が、命懸けの捜査に乗り出す。恐るべきリーダビリティーを備えたクライムノベルの傑作。

121冊目
「火の粉」のようなクライムノベル。僕は、この路線よりも「白銀を踏み荒らせ」のような作品の方が好みです。
しかし面白く読めました。
6.5点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

「ウクレレ栗コーダー」栗コーダーカルテット



7月5日に栗コーダーカルテットのウクレレベストアルバムが発売されました。
栗コーダーカルテットは、


リコーダー意外の楽器が専門の4人が、知久寿焼のライブのバッキングをきっかけに1994年の夏になんとなく結成。ライブハウスを中心に活動を続け、 1997年に1stアルバム「カエルのガリアルド」を発表。以後、3枚のオリジナルアルバムとベスト盤をリリース。NHK教育テレビ「JamtheHOUSNAL」「ピタゴラスイッチ」、テレビ東京「キョロちゃん」、映画「クイール」他多数のサウンドトラック、CMを手がける。メンバー栗原正己(くりはらまさき・写真左上・リコーダー、メロフォン他)、川口義之(かわぐちよしゆき・写真左下・リコーダー、パーカッション他)、近藤研二(こんどうけんじ・写真左下・リコーダー、ギター他)、関島岳郎(せきじまたけろう・写真右上・リコーダー、テューバ他)。


というユニークなバンド。ホームページは→コチラ

さて、その栗コーダー、実はかなりウクレレ関連でも曲を演奏していまして。2005年に発売されたスターウォーズ・カバーアルバム「ウクレレ・フォース~スター・ウォーズ ベスト・カバーズ~」では「帝国のマーチ」をカバーし、これが「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」として、ネットで大人気を呼び、瞬間的に「ウクレレ・フォース~スター・ウォーズ ベスト・カバーズ~」はアマゾンチャートの1位を獲得したほど。

ベストとなる今作ではその「やる気のないダースベーダーのテーマ」はもちろん、
ウクレレ・ビートルズ」、「ウクレレ・レノン ~アロハ・トゥ・ザ・ピープル~」、「ウクレレ・ビートルズ2」、「ウクレレ・ジブリ」、「ウクレレエルヴィス」、そして最新作「ウクレレ ウルトラマン」から選りすぐりの栗コーダーのウクレレチューンを収録したアルバムです。



収録曲は
01. アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第一楽章(新録音・モーツァルトのカバー)
02. 冷たくしないで(ウクレレエルヴィス)
03. 夢の人(I've Just Seen A Face)(ウクレレ・ビートルズ)
04. ウルトラセブンの歌(ウクレレ・ウルトラマン)
05. Power To The People(未発表音源・ジョンレノンのカバー)
06. The Luck Of The Ilish(ウクレレ・レノン)
07. ハイウェイ・スター(新録音・ディープ・パープルのカバー)
08. ボヘミアン・ラプソディ(新録音・クィーンのカバー)
09. ガンダーラ(新録音・ゴダイゴのカバー)
10. 帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)(「スター・ウォーズ」より/ウクレレ・フォース)
11. サイモンの夢(新録音・ペンギンカフェ・オーケストラのカバー)
12. となりのトトロ(「となりのトトロ」より/ウクレレジブリ)
13. もののけ姫(「もののけ姫」より/ウクレレジブリ)


の13曲。

・幻の企画「ウクレレモーツァルト」に収録予定だった#1
・エルビスの名曲をホンワカとカバーした#2
・ビートルズ随一フォークっぽい名曲をカバーした#3
・最新作であり、ずいぶんとやる気のなさそうなウルトラセブンの#4
・CMでもお馴染みのジョン・レノンの名曲をカバーした#5(これはボツテークなのでレア)
・ウクレレとリコーダーなのになぜかアイリッシュの香りがするこれもジョン・レノンの#6
・ディープ・パープルのホットチューンをあくまで陽気ににカバーした#7。これはジェネオンのサイトでPVが試聴できます
・なんとウクレレとリコーダーでクイーンの名曲を完璧にカバーしてしまった#8は圧巻の一言。
・マチャアキの猿姿も懐かしい西遊記のテーマだったゴダイゴのカバーである#9
・そして説明不要の#10
・ペンギンカフェオーケストラをウクレレ4重奏でやってしまった#11
・ジブリメロディをホンワカとウクレレとリコーダーで奏でた#12、#13

と盛りだくさんな1枚で、カーステで聞いてもみんなで聞いても、一人で聴いても爆笑の渦間違いなしです。
ちょーオススメします。

テーマ : ウクレレ
ジャンル : 音楽

「不毛地帯」山崎豊子

      

117~120冊目
旧作ですが久々の山崎豊子さんの大作です。
時の流れから11年の長きに渡りシベリア抑留を経験した壱岐は、帰国後商社へ第二の人生を求めますが、そこでも抑留時代同様に苛烈な人生を強要されます。

家族との交流、そして亡き上司の娘との交流を経て時折休みながらも、エコノミックアニマルとして人生を犠牲にしながら仕事をやり遂げていく姿勢に強く打たれます。

大変面白かったです。
8点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

エレキウクレレが欲しい

*music*[音楽]新しいウクレレ
ボーナスも出たので、新しいウクレレを買いました。


K.WAVE ロック・ユークRes.Polfusレス・ポルファス/合成皮革ソフトケース(色:ブラウン)・シ...
K. WAVE Rock Uke Res.Polfusウクレレお手入れキット&ギグバッグつき
40,000円のところ音楽大陸特別価格27,800円(税込、送料込)

↑画像、リンククリックで購入ページへ。


サイズ・コンサートサイズ 全長約61.3cm
ネック・ヘッド:マホガニー
ボディ:表板/ハードメイプル合板(CS・HS)・マホガニー単板(BK)、裏板・サイド/マホガニー材単板(ALL)
指板:ローズウッド/14フレットジョイント・19フレット
ペグ:クルーソンタイプ、クロームメッキ/ナット・サドル:プラスチック(アイボリー) /ピックアップ:ピエゾタイプ・サドル下 ジャック:エンドピンジャック、クロームメッキ



ぼくは定価で買いましたので、ここはかなり得だなぁ…。

ご覧のとおり、レスポール形のウクレレです。サドル内蔵型のピエゾピックアップが内蔵してあり、エンドピンについたジャックにシールドを差し込めば、そのままエレキウクレレに早変わり。どんな感じかというと…。
まず、

音色はこんな感じです。かなり豊かな音色です。


ぼくが買ったのは上の写真のHSという色ですね。ハニーサンバーストという色で、どちらかというとチェリーサンバーストの方がレスポールなイメージなのですが、ウクレレっぽさも欲しかったのでよりナチュラルなハニーサンバーストのほうにしました。

CS、HSはメイプル合板、BKはマホガニー単板ということで、両方弾いてみましたが、確かに黒はサスティーンの効いたいかにもマホな音色です。CS、HSの方はコロコロとした音色でこちらの方がウクレレらしい音だと思います。

ちなみにアンプを通して弾くと、ほとんどピエゾで拾った音が勝ってしまいますので、材質による音の違いはないと考えていいと思います。

音色的にかなり気に入っているので、今後もアゴヒゲのウクレレメモで演奏をちょくちょくアップしていきますね。

テーマ : 楽器
ジャンル : 音楽

「古道具 中野商店」川上弘美



東京の西の近郊の小さな古道具屋でアルバイトをする「わたし」。ダメ男感漂う店主・中野さん。きりっと女っぷりのいい姉マサヨさん。わたしと恋仲であるようなないような、むっつり屋のタケオ。どこかあやしい常連たち…。不器用でスケールちいさく、けれど奥の深い人々と、懐かしくもチープな品々。中野商店を舞台に繰り広げられるなんともじれったい恋、世代をこえた友情。幸福感あふれる最新長篇。

116冊目
中野商店なので中野が舞台だと思ったらどうも違うようです。とどうでもいいような感想を抱きましたが、それぞれのキャラクターの書き出しは面白いのですが、ストーリーは「センセイの鞄」を超えるものではありませんでした。残念。
6点

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

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いきつけの珈琲屋さんであり友人でもある「三月珈琲工房」の甲斐さんの著作です。


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